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10年働いた会社を辞めて退職金をもらうためにしたこと、中退共の場合【備忘録】

退職金の請求、中退共の場合

こんにちはビデトです☆

就職して約10年、初めて退職金をもらうことになりました!

もし、これから再就職をしなければ、二度ともらう機会はありません。生きてて何度もない貴重な体験だと思うので、色々覚えているうちに記事にしておこうと思います。

勤めていた会社では、中退共制度というものに入っていたので、そちらで管理されてた私の例になります。

中退共制度とは

中退共制度は、昭和34年に中小企業退職金共済法に基づき設けられた中小企業のための国の退職金制度です。
中退共制度をご利用になれば、安全・確実・有利で、しかも管理が簡単な退職金制度が手軽に作れます。

引用:中小企業退職金共済事業部

中小企業者の相互共済と国の援助で成り立っています。

事業主が中退共と退職金共済契約を結んで、毎月の掛金を金融機関に納付する仕組みで、退職時には中退共から退職金が支払われる。

加入企業
・加入している企業=67,403所
・加入している従業員=3,425,948人
・運用資産額約4.9兆円

掛け金は5000円~30000円で、事業主が任意で従業員ごとに管理できる仕組み。

これとは別に、小規模企業の個人事業主または会社等の役員の方を対象とする退職金制度として、小規模企業共済制度があります。

退職金について

退職金には、基本退職金と付加退職金の2種類あり、両方を合計したものが、私たちが受け取る退職金になります。

「基本退職金」+「付加退職金」=受け取れる退職金

【基本退職金】

掛金月額と納付月数に応じて固定的に定められている金額で、制度全体として予定運用利回りを1.0%として定められた額です。なお、予定運用利回りは、法令の改正により変わることがあります。

【付加退職金】

付加退職金は、基本退職金に上積みするもので、運用収入の状況等に応じて定められる金額です。
具体的には、掛金納付月数の43月目とその後12か月ごとの基本退職金相当額に、厚生労働大臣が定めるその年の支給率を乗じて得た額を、退職時まで累計した総額です。

退職金の受け取り方は、「一時金払い」と「分割払い」があり、一括して受け取ったり、ある条件を満たせば分割して受け取ることもできます。

詳しくは公式ページ→「中小企業退職金共済事業本部」

退職金をもらうためにしたこと

したことは主に4つ、簡単にまとめますと↓

  • 送られてきた書類を書く
  • 銀行でハンコを押してもらう
  • 市役所(出張所)で住民票をもらう
  • 郵便局で郵送のお願いをする

一つ一つの作業は難しくないですが、こういうのってつい後に回しがちです。

早く提出しないと、受け取り時期にも影響してくるので、できるだけ早めに済ませたいですね~

もう少し具体的に次で説明します。

会社から送られてきた書類で申請を出す

会社を辞めるにも、有給を消化してからの流れだったので、すぐにはできないらしく、後日書類が会社から送られてきました。

私の場合、書類の作成は、有給消化が終わる約3週間前のことです。

書類といっても、少し厚めの紙が3枚綴りで1セット、上の2枚は控え用の為、提出するのは1枚だけですね。

送られてきた書類

退職金、中退共の場合

1枚目、これは控えなので保管しておきましょう。

退職金、中退共の場合

右上が切り取られた2枚目、こちらも控えなので保管用です。

右下に「中退共」の連絡先が載っているので、何か分からない時はここに問い合わせをしましょう。

退職金、中退共の場合

こちらが3枚目になります。

2枚目の裏面は3枚目を書く見本が書いてあるので、参考にして下さい。

注意ポイントがいくつかあって、1番のところは受け取りをする銀行に行ってハンコを押してもらわないといけません。決して自分のハンコを押さないように。

というか、すごく面倒ですねw 問い合わせたところ、ネット銀行では受け取れないと言われました。

 

2番は、働いた年数ではなくて、今の年です、ちょっと分かりずらい(涙)

3番はマイナンバーに記載の12ケタの数字です、忘れずに記入して下さい。

 

右上は事業主がかく欄なので空白のままでイイと言われました。

自分でハンコを押す場所は2ヵ所ですね。

必要な書類などを集める

退職金請求書だけでなく、合わせて用意するものがあります。

3枚目の裏に書いてあるのですが、私の場合は、免許のコピー+マイナンバーのコピーでした。

先ほどの、受け取る際の銀行へ「印」をまずもらいに行き、その足で市役所の出張所へ。

住民票の作成に200円、混んでなければすぐですね~

コンビニでコピー

次いで、免許書とマイナンバーのコピー、取り忘れに注意して下さいね。

郵便局へバトンタッチ

あとは用意した物を持って郵便局へ、最後に入れる物をチェックしてお願いします。

大事な書類なので2つのタイプを「中退共」はススメいました。

 

「書留」・・・確実に届けるため、特別な取り扱いをする郵便。

「特定記録郵便」・・・送った郵便物の配達状況が分かる、郵便方法。

 

レターパックプラス

結局これになったw なんか上手く買わされた気がしないでもない(笑)

普段郵便なんてほとんど利用しないし、知らない知識って身近にあるんだなぁ~と痛感しました。

でもまぁ無事ミッション終了☆

思ったこと、伝えたいこと

思ったこと、伝えたいこと

正直もっと簡単にできるものだと思ってました。

特に受け取る銀行にハンコもらいに行く。 この作業って必要ありますかねw?

せめてネット銀行が使えるようになったら嬉しいなと思いましたね~

とりあえずは手続きも終わったし、後は振り込まれるのを待つだけ。

以上、退職金の受け取り方の解説でした(^◇^)

 
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4 Comments

臼井博一

始めまして。
今まさに退職金請求書を書いていて、画像付きで非常に参考になりました。
有難うございます。

返信する
ビデト

そんな何回も経験することではないので、備忘録的にメモしておいてよかったです。
単純な作業でも一人でやろうとすると大変だったので私も見本がほしいと思い書きました(^^)
少しでもお役に立てたのなら幸いです。

返信する
ビデト

明細を振り返ってみると、3月の12日に申請して4月の12日に振り込まれているのを確認しました。
約2ヵ月ですね!

返信する

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